どの百貨店でも人気ランキング上位をキープしている京都の野村のおせち料理を注文しました。
おせちの通販ではトップの高島屋でも殿堂入りしているおせちです。
扱っていない百貨店はないのではないかと思うほどメジャーな京都おせちで、どこで注文しても内容は共通です。
(重箱の塗りなどは百貨店により異なる場合があります。高島屋は薔薇の絵が描かれていたり)
少人数向けの三段重で、取っ手のついたコンパクトな六角の重箱がとてもかわいらしいおせちです。
届いたのは真四角の箱。冷凍便で12月30日午前中の到着です。
箱をあけると、取っ手とピンクの不織布の風呂敷。
不織布の風呂敷は袋状になっています。
お重のひとつひとつは厚めのビニールでパックされています。
ビニールを開けて取っ手を装着!コンパクトで姿の良い三段重です。
一段目の蓋を開けます。
一の重。
二の重。
三の重。
全体像。オーソドックスな京風、和風のおせちです。
関西に住むわたしたちにとっては野村というとお惣菜屋さんや佃煮屋さんのイメージがあるので、野村のおせち料理に高いブランドイメージは感じないのですが、食べてみて全国で人気があってよく売れている理由がわかりました。
たとえば有名なたん熊北店のおせちでも、実際食べてみると「これはおいしいけど味が濃いなあ」とか「冷凍したぶん食感が変わったかな?」などとハテナマークのつく料理があるものですが、野村のおせちは違いました。
すべての料理が丁度良い濃さで、出汁もよく効いています。
出汁巻き・伊達巻き・たたき牛蒡・黒豆・栗きんとん・棒だら・鴨のお味も文句無し!
京都らしい生麩も入っています。
冷凍から戻したとは思えないごぼうの食感や大振りの竹の子のみずみずしさも見事。
野村はきっと大量に料理を作ったり、全国に届ける際の品質管理や冷凍技術がとても高いのだと思います。
しかも見た目がたいへん美しい。
そして値段が安め。この記事の時点で一万円+消費税です。
この値段で数の子や、二種類の海老、小ぶりながらあわびも入っています。
少人数向けのおせちとしては、たいへん洗練された完成品だと思いました。
もうひとつ、良かったこと。
おせちは一度で食べ切らない場合は、テーブルと冷蔵庫(あるいは保存しておく寒い場所)を何度か往復することになりますが、この野村のおせちは取っ手がついているので、片手で運べるんです。
これ、意外と便利!
京のむらのおせち料理は、どの百貨店でも注文できますので、あなたのごひいきの百貨店のオンラインショッピングサイトでどうぞ。