こんなことをいってしまっては身も蓋もありませんが、何十万円、何百万円するおせち料理高額なわけは中身ではなく、入れ物だったりします。

いくら高級な食材でも限界はけっこう低いポイントにあります。

食材で20万円までは行かないでしょう。

すると入れ物が豪華なものになっていきます。

たとえば、

高島屋の「会津塗和二段おせち」は12万6000円ですが、美しい会津塗りの重箱が8万円相当のもの。
「流紋焼陶器入り和二段おせち」もあります。


三越では、東京青柳の和風おせち三段「古今」と東京吉兆の特別三段が32万4千円。
こちらも漆塗りのお重などがついています。


大丸松坂屋の扱う嵐山吉兆の75万円を越えるおせちには、リチャート・ジノリ古染付写しの陶器がセットになっています。
大丸の超高級おせち


2012年に話題になった高島屋180周年記念の1800万円のおせちの入れ物は純金の三段重でした!!
実は三段重だけで1800万円を越える価値だったとか。こちら

しかし、入れ物が高いことが悪いわけではありません。

大勢が集うお正月のテーブルに、豪華な重箱のきらびやかなおせち料理が置かれていること自体に価値がある場合もあります。
自分で眺めるだけでも、その高級感にえも言われぬ幸せを感じることもあるでしょう。
その価値観はひとそれぞれ。


実際、2013年10月現在、各百貨店では高額のおせちが好調に売れているそうです。


一度奮発して、いままで買ったこともない値段のおせちを手にしてみれば、来年のあなたは何かが変わるかもしれません!
いつもより贅沢をするなら消費税がまた上がる前のこのタイミングかもしれません。