おせち料理を自宅で作ったり、個別におそうざいを買って重箱に詰め合わせたりするのもとても楽しいもの。

お重に美しく詰められた完成品おせちとどちらがトクかというもの場合により違うのでなんともいえません。

個別の食材をそろえて自分で作るのは食材代だけでも2万円を超えることもありますから、完成しているおせちを購入したほうがお得になることも多いでしょう。

食材を買うとどうしても一品の量が多くなりますので、三が日を過ぎてもきんとんや棒鱈が大量に余ったり・・・ということが起こりがち。
手作りなら、作れば作るほどどれも似た系統の味に落ち着いてしまいます。

盛りつけの美しさも売り物には敵いませんね。

下鴨茶寮のおせち
(たしかに盛りつけは完璧だ。写真は下鴨茶寮のおせち)

しかも早い時期に予約注文しておけば、人気のおせちもおさえられますし、大きな割引や送料無料のサービスにも当てはまり、たいへんオトクになります。


ただ、作る楽しみというのはお金に変えられませんし、いっしょに作れば家族の絆を深めることにもなります。
手間はかけた分だけプラスアルファを感じることができるもの。
そういったプライスレスな要素は、売り物の完成品おせちにはありませんね。


有名な料亭のおせちだからといって、家族全員の口に合うかといえば、そんな訳はありません。
関東と関西でも味の傾向は大きく違います。京都の有名店の高額なおせちも、美味しく感じるかどうかは人それぞれ。
口に合わないもの、おいしく感じないもの、食べ慣れた味の濃さと違うもの、家庭の味と違いすぎてよくわからないまま食べ終えるということもあります。


おせちは作るか、安いもので済ませ、お正月の豪華な外食に予算を回すこともひとつの選択肢です。
3万円あれば、和牛すき焼きやカニ、鍋など贅沢できますもの。


当サイトは百貨店のおせち料理のサイトですので、百貨店のおせちをおすすめしていますが、
あなたのお母さんやおばあちゃんが凄腕をふるっておせちを手作りするなら、やはりそちらに軍配が上がるのではないかと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。