SNSをよく使うひとは、思わず写真を撮ってインスタグラムに投稿したくなるようなものをいつでも求めています。
きれいなもの、インパクトあるものはともだちに教えたいもの。テレビや雑誌でも「インスタ映えスポット」「フォトジェニックスポット」「インスタ映えスイーツ」「インスタ映えグルメ」などの特集が増えました。「インスタ映え神社」なんてものも話題になり賛否両論に...。

サービスを提供する側も「それなら、見た目重視の商品を作ろう」と思うのも自然の流れ。

おせち料理は元々見た目がたいへん華やかな正月料理ですから、インスタ映えするものを選ぶのは難しくはありませんね。

ただし、素晴らしい厳選食材を使っていても、すべて国内産の安心素材を使っていても、写真で判断するのは無理というもの。
残念なことにどんなに味が繊細でもインスタ映えにはつながりません。

なので、盛りつけや色合い、そして普通のオーソドックスなおせちのイメージからのギャップなどが重要な要素になります。

カンタンなのはキャラクターおせちですね。

たとえば、高島屋は毎年三世代でいただくおせちとしてヒーローもののおせちを目玉にしています。
これまでに「仮面ライダーおせち」「スーパーマリオおせち」などがありました。
2018年は「ウルトラセブンおせち」です。
細かく見れば、三面怪人ダダの顔のパンナコッタなどはわたしにはツボです。高島屋のおせちはズバリ「フォトジェニックで斬新なおせち」をテーマのひとつにしていますから、インスタ映えするおせちを探すならうってつけですね。
高島屋のおせちの記事はこちら

ディズニーを愛する人の心に刺さるおせちなら、各社のディズニーおせちでしょう。

おせち

ミッキーマウス・ミニーマウス・ディズニーツムツム・くまのプーさんなどのおせちは毎年品を変えながら販売されています。
ディズニーおせちの記事はこちら

ハローキティおせちもディズニーと同じく、ベルメゾンや紀文の通販で手に入ります。

モンスターボールに入ったポケモンおせちも人気です。ポケモンおせちの記事はこちら

ポケモンおせち

地域が限られますが、妖怪ウォッチおせちも出ています。(昨年は岡山のみ)妖怪おせちの記事はこちら

ミニオンがかわいい「ユニバおせち(ユニバーサルスタジオジャパンのおせち)」は近鉄百貨店で注文できます。

スターウォーズおせちなら、ベルメゾンやアマゾンで探してみましょう。


次に、インスタ映えするおせちといえば、重箱の形が斬新なものが挙げられます。

おせちといえば、四角い塗りの重箱を3つ、4つ積み上げた形式がもっともオーソドックス。
六角や八角の重箱のおせちなら、たいへん見栄えはよくなります。
たとえば、毎年たくさん売れている京都京菜味のむらのおせちには六角の三段重があります。
小ぶりで量は少なめなのですが、たいへん写真映えするおせちです。

のむらのおせち

丸い重箱も美しいし、上で紹介したミッキーマウス型のお重も素敵です。


それからお重の他に大きなカニや鯛の尾頭付のついたおせち。伝統的でありながらインパクトもある例です。

おせち
(写真は東急百貨店のおせち)


逆に大きいおせち、ボリュームの多いおせちはあまり写真映えしません。
写真で大きさを感じさせるのは難しいですし、そもそもフレームに入りきらなければ、ともだちにおどろきを伝えることすらできませんね。